6月のまとめ

6月に行った展覧会まとめ

 

吉祥寺美術館 土田圭介鉛筆画展 心の旅 モノクロームの世界で描く心のカタチ
武蔵野ふるさと歴史館 かたちの中の記憶
アップリンク吉祥寺 pascALEjandro Alchemical Love
スパイラル タナカマコト展 「タダのカミ様」
MAKI GALLERY マンゴ・トムソン「Archives」
FL田SH 星拳五「転がる器のメタモルフォシス」
原宿ACG_Labo 羽山淳一展~アニメーターズ・スケッチ(バトルキャラクター編)発売記念~
GYRE GALLERY ヒストポリス:絶滅と再生展
DIESEL ART GALLERY GUCCIMAZE個展「MAZE」
NANZUKA 2G 横山裕一
NANZUKA ダニエル・アーシャム「Relics of Kanto Through Time」
渋谷マルイ TVアニメ『BNA』の世界展~TRIGGERのDNA~ in 渋谷マルイ
東京都渋谷公園通りギャラリー フィールド⇔ワーク展 日々のアトリエに生きている
BLOCK HOUSE 青木美紅初個展「zoe」
銀座メゾンエルメスフォーラム 「コズミック・ガーデン」サンドラ・シント展
銀座蔦屋書店 井田幸昌作品集刊行記念「Crystallization」
銀座蔦屋書店 品川亮個展「Nature’s first green is gold,」
日本橋三越本店 梅津庸一キュレーション展「フル・フロンタル 裸のサーキュレイター」
吉祥寺美術館 アール・ブリュット2020特別展 満天の星に、創造の原石たちも輝く-カワル ガワル ヒロガル セカイ-

 

 

いっぱい行っているように見えるが、往時に比べると少ないし、大きめの展覧会には行けていない。4~5月に餓えていたのもあってか、多くの展覧会を興味深くじっくりと鑑賞することができたのは良かった。来月はぐるっとパスも導入して色々見て回りたいところだが、まだ閉館が続いている場所や予約制の場所も多いので、どうなるかはやっぱりわからない。

 

 

6月に読んだ本まとめ

 

池田明季哉『オーバーライト―ブリストルのゴースト』
一色さゆり『ピカソになれない私たち』
川越宗一『熱源』
二月公『声優ラジオのウラオモテ』
林真理子『綴る女―評伝・宮尾登美子
まはら三桃『鷹のように帆をあげて』

 

図書館が開館して色々借りられるようになって借りまくったはいいが、気持ちが読書に傾かずに借りた本が何冊も積読となってしまった。そんな微妙な気分の中でも、川越宗一の『熱源』はタイトル通りの熱を感じさせる面白い一冊で、夢中になって読み切った。サハリンとその地の少数民族の話が沼野充義最終講義とリンクし、民俗学的に調査して文化を残していく話は、数年前から毎号読んでいる『月刊みんぱく』と噛み合って、自分の興味にストライクだった。『オーバーライト』はグラフィティという最近の個人的関心がラノベという媒体で表現された面白い作品で、『ピカソになれない私たち』は美大での美術教育やアーティストの卵がどう自らを出していくかを描いた点で興味深く、読みたくて読んだ小説が今月は多かった。普段は図書館の本棚からてきとうに取って読むのもしばしばなので。来月は小説に限らず、小説も興味外の物含めて色々と読んでいきたい。