10月のまとめ

10月に行った展覧会まとめ

 

阪急うめだ本店 FLOWER LOSS, ARTist
阪急うめだ本店 バンクシー展~仕掛けられた世界~
ジーストア大阪 ドキドキ★ビジュアル展2021
髙島屋史料館 キモノ★ア・ラ・モード
大阪髙島屋 金丸悠児展-セイメイのカタチ-
大阪髙島屋 悉皆-風の時代の継承者たち-
心斎橋PARCO HACKK TAG合同展示企画「ART for SOCIETY, ARTIST for LIFE」
狭山池博物館 狭山池のルーツ-古代東アジアのため池と土木技術-
スキュルチュール江坂    
ダスキンミュージアム    
直木三十五記念館    
国立国際美術館 コレクション1:1968年展−新しいパラダイムを求めて−
モモモグラ 『忍者と極道』展
アサヒビール大山崎山荘美術館 和巧絶佳展 ―令和時代の超工芸
JT生命誌研究館 食草園が誘う 昆虫と植物のかけひきの妙

 

 

溜め込んだ鬱屈を晴らすかのようにあちこちに出かけた。行きたい物はあっても感染状況から避けたり、都合が合わなかったりしたのが少なくなかったので、京都の展覧会を鑑賞したのは関西に来てからおそらく初めてだ。大規模な展示にはあまり行かなかったが、髙島屋の悉皆展や大山崎山荘美術館の和巧絶佳展などで、現代の作家の作品を久々にまとまった量鑑賞できたのが嬉しい。和巧絶佳展は建物も相まって、和の最先端工芸の美しさが光っていた。ずっと行きたかったが機会が無かったスキュルチュール江坂やJT生命誌研究館など、博物館・美術館の新規開拓できたのも良い。ちなみに、今気になっている博物館は今年夏にオープンしたミリタリーアンティークス大阪。博物館や美術館などではない場所としては、ネスタリゾート神戸のアクティビティを体験しに行きたい。

 

 

10月に読んだ本まとめ

 

大島真寿美『結 妹背山婦女庭訓 波模様』
佐藤究『テスカトリポカ』
白鳥士郎りゅうおうのおしごと!』15巻

川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
木村由莉『もがいて、もがいて、古生物学者!! みんなが恐竜博士になれるわけじゃないから』

トーベン・クールマン『アインシュタイン 時をかけるネズミの大冒険』

 

 

うろうろ出回っていたのもあってか、今月はあまり読書が捗らず。今月印象に残った1冊は『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』。著者が全盲の美術鑑賞者と一緒に美術を見ていく中で感じたことを綴ったノンフィクション。自分は知識や付加情報に頼って作品鑑賞が前提ありきの物ではないかとか、美術鑑賞という体験から得られる物は何なのかを考えさせられる一冊だった。上記以外では、ジョージ・タケイの『〈敵〉と呼ばれても』とマーガレット・アトウッド侍女の物語』のグラフィックノベル版と、2冊の海外マンガを読んだ。