2月のまとめ

2月に行った展覧会まとめ

 

アルフォンス・ミュシャ館 Bon Voyage!ミュシャと巡る旅~
堺市立文化館ギャラリー 堺市美術コレクションものがたり―作品を辿る―
大阪歴史博物館 銀行重役のコレクション-京・大坂の近世絵画を中心に-
大阪歴史博物館 ―橋本コレクション受贈記念― 文明開化のやきもの 印版手
心斎橋PARCO マキヒロチ『STAY SKETCHY!in OSAKA』
さんふらわあミュージアム    
天保山ギャラリー チャールズ・ファジーノ 3D 大博覧会 IN 大阪・天保山 2023春
大丸梅田店 ART!ART!OSAKA
atmos心斎橋店 atmos × 絵師100人展 scene5
エスパスルイ・ヴィトン大阪 「アルベルト・ジャコメッティ」展

 

 

見たい展覧会はあるはずだが、タイミングや行きやすさから大体いつもの場所に落ち着いてしまう。今月は大阪港方面に行き、オープン間もないさんふらわあミュージアムに訪れたのが新規開拓だった。さんふらわあミュージアム自体は小ぢんまりとした小さな展示スペースだが、海沿いの大きなショッピングモールに行ったり、停泊するフェリーを間近で眺めたりするのは新鮮な体験だった。たまに展示の案内を見るATCギャラリーの場所と行きやすさを学んだのも大きい。大阪港近辺では、幼少期に行ったなにわの海の時空館を数十年ぶりに眼にすることができたのも感慨深かった。もはや閉館して10年近く経ち、入り口は廃れていき、海に浮かぶガラスのドームは存在感を放っているが、周囲は閑散として物寂しい空気が漂っている。復元菱垣廻船だけがウリの施設だったと今でも思うが、建物のど真ん中に鎮座して中に入ることのできたあの大きさは記憶の片隅に残っている。またいつかあの姿を拝める日は来るのだろうか。

 

 

2月に読んだ本まとめ

 

白鳥士郎りゅうおうのおしごと!』17巻
新馬場新『サマータイムアイスバーグ
すめらぎひよこ『我が焔炎にひれ伏せ世界』1巻
二月公『声優ラジオのウラオモテ』8巻

小川忠編『国境を越えるためのブックガイド50』
加藤陽子『歴史の本棚』
トム・ガリー『英語のアポリア ネイティブが直面した言葉の難問』
佐々木雄一『近代日本外交史』
布施英利『現代アートはすごい デュシャンから最果タヒまで』

 

 

予想はしていたが、他の本に押されて『ブリキの太鼓』の読破は中断してしまった。まだ第一部すら読めていない。そして、書評系の本を2冊読んだことでまた読みたい本が増えていく。読みたい本も読まねばという本もあるが、それらの山に押されて読み返したい本や何度も読みたい本に割く意識が減り、本当に好きな本を自分の中で見つけられずにいる。通過した本をもう一度読み直す時間を作っていきたいが、目の前の読みたい山が立ちはだかっている。ともあれ、今は読み始めた『小さなことばたちの辞書』を堪能したい。